テレビが壊れてしまったり、新品が欲しくなったり。
古いテレビがいらなくなってしまった場合、どのように処分するのがベストなんでしょうか。
2001年に家電リサイクル法が施行されて、単なる不燃ごみで捨てることはできなくなってしまいました。
2009年からは、液晶テレビやプラズマテレビなどの薄型テレビも対象に加わっています。
でも、できればお金をかけずに処理したいところですよね。
リサイクルショップで売る
新しい4Kテレビへの買い替えなど、古いテレビが壊れていないのであれば、簡単に捨ててしまうのはもったいないですよね。
出費どころか収入になる、リサイクルショップへの販売が良いんじゃないでしょうか。
年式や状態によって大きく変わりますが、上手くいけば買取価格が1万円を超える場合もあります。
もちろん売る以上は最低限の掃除が必要ですし、リモコンや電源コードなどの付属品を纏めるなど、ちょっとは手間をかけないといけませんね。
車で持っていけると良いのですが、面倒な場合は出張買取や宅配での買取をしてくれる店もあります。
買い替えで下取りしてもらう
買い替えを前提とするならば、下取りという方法があります。
大型家電量販店などはこの下取りを積極的に行っているので、上手くいけばリサイクルショップに売るよりもお得になるかもしれません。
ただ、冷蔵庫や掃除機、洗濯機などの家電と比べて、テレビの有料下取りには消極的なところが多いです。
付属品がなかったり壊れていると、下取りではなくリサイクル処分と同じ扱いになるケースがあります。
同じジャンルの家電の買い替えであれば、壊れていたとしても引き取ってくれないということはないでしょうが、逆にお金が必要になる可能性がありますので注意が必要ですね。
下取りしてもらえる場合はそれぞれのお店のポイントとして還元されたり、買い替え時の値引きとして計算されてしまうケースが多いため、実際お得なのかどうかは購入金額に左右されるかも。
時期によって下取りのキャンペーンなどを行っていますので、タイミングを見計らって買い替えすると良いでしょう。
リサイクル法での処分
買い替えではなく、壊れてしまって売ることもできないような場合は、家電リサイクル法に則って有料で処分するしかないですね。
購入した販売店で引き取ってもらうというのが家電リサイクル法の基本的な考え方ですので、お店が近くにある場合はそちらに依頼するようにしましょう。
もし購入先がわからなかったり、ネットや通販での購入の場合は、各自治体に確認する必要があります。
一般財団法人家電製品協会という団体のサイトに、全国の自治体へのリンクページがありますので、参考にしてみてください。
http://www.kaiketsukr.com/municipality/
テレビのリサイクル料は以下の金額です。
15型以下の小型テレビ 1,700円(税抜き)
16型以上の大型テレビ 2,700円(税抜き)
今は殆どが16型以上のテレビでしょうから、結構な金額が必要になりますよね。
自治体指定の引き取り場所にもっていく場合は、リサイクル券というものが必要になります。
最寄りの郵便局で取り扱っていますので、料金を支払ってリサイクル券をもらいましょう。
まとめ
メルカリやオークションなど、ネットを使って販売をする方法もあります。
リサイクルショップで売るよりも圧倒的に高く売れる可能性がありますが、もちろん梱包や配送などはご自分で行わなければなりません。
ネットでのやり取りに抵抗がなければ、一番お得な方法かもしれませんね。
高価で買い取って貰える民間業者もいますが、中には悪徳な業者もいますので十分注意してください