テレビの設置届け出を義務化?NHK受信料は値下げ傾向だが

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NHK

話によると、NHKがテレビを購入したときの届け出義務化などの制度改正を求めているとのこと。

【ニュース】

~NHKが要望「テレビ設置の届け出義務化」の意味 国民との信頼関係が壊れないか~

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d140006e35185d5ebea7ea4f2406c3bf04489b

テレビを購入したら届け出しないといけないなんて、結構驚きですよね。

まさかこんな戦法を取ってくるなんて思ってませんでした。

受信料の徴収に年間305億円もかかってるので、届け出制にしてコスト削減に努めましょうということなんでしょうけど、これってすなわちNHK受信料支払いの義務化ですよね?

やはり義務化は避けられないのか。。。

⇒どうやら義務化は見送りになったようです。

 ちょっと無理があったでしょうか。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66511620Q0A121C2EA4000/

でも少しずつですが、NHK受信料が値下げされてるって知ってました?

2020年10月から値下げ

皆さん知ってましたか?

NHK受信料が2020年10月から値下げされてるって。

契約種別支払区分月額2か月払6か月前払額12か月前払額
衛星契約
(地上契約含む)
口座・クレジット2,170円
▲60円
4,340円
▲120円
12,430円
▲300円
24,185円
▲585円
継続振込等2,220円
▲60円
4,440円
▲120円
12,715円
▲300円
24,740円
▲580円
地上契約口座・クレジット1,225円
▲35円
2,450円
▲70円
7,015円
▲175円
13,650円
▲340円
継続振込等1,275円
▲35円
2,550円
▲70円
7,300円
▲175円
14,205円
▲340円

(NHK受信料の窓口) https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/ryougaku_about202010.html

表を見てもわかる通り、値下げと言っても衛星契約で月額60円程度。

年払いで計算すると585円ですからね。

あんまりありがたみはない印象ですかね。

一緒のタイミングでワインや第3のビールなんかが値上げされたので、それと比べると気分はいいですが。

それと、これもあまり知られてませんが、2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられた際、NHK受信料は改定しませんでした。

ですから実質値下げしているんですね。

微々たるもんですが。

なぜスクランブル放送にしないのか

スクランブル放送とは、BSデジタル放送WOWWOWスカパー!などの有料放送で行われている、契約した人だけが見ることのできる放送のことです。

契約をしていない人がチャンネルを合わせると、黒い画面をバックに「このチャンネルは契約されていません」なんて表示されて視聴することができなくなっています。

NHKもこのように、「受信料を払っている人は視聴ができて、払ってない人は見れなくしちゃえばいい」という意見が結構多いんですよね。

じゃあなぜスクランブル放送にしないのか。

時の総務大臣はこう答えています。

NHKは災害報道や政権放送などを担う公共放送であり、NHKと民放との二元体制により発展してきたと説明。その上で、NHKの受信料は(受益者となる)視聴者・国民が広く公平に負担すべきもので、スクランブル制度の導入は「NHKの基本的な性格を根本的に変えて二元体制を崩しかねないもの」

ちょっと良くわからないですが、「民放とは違うんだよ!」ってことですかね。

スクランブルにして視聴者側に選択肢を与えてしまうと、徴収量が大幅に下がってしまうからじゃないかって邪推してしまいますけどね。

やっぱり高いですよね

国民が払いたくない理由の第1位は、やっぱり高いからだと思うんですよね。

番組自体つまらないと思いませんし、実際大河ドラマや朝ドラ、バラエティ番組も結構視聴率も高くて面白いですよ。

ですから、大幅に値下げしてくれたらもっと皆さん払うんじゃないですかね。

ちなみに、有名な動画配信サービスの月額料金と比べてみました。

サービス名月額料金(税込み)
NHK受信料

2,220円

Netflix(ネットフリックス)

1,980円

Hulu(フールー)

1,026円

U-NEXT(ユーネクスト)

2,189円

パッと見「同じくらいの金額じゃん!」って思うかもしれませんが、見放題の作品数はHuluで7万本以上。

U-NEXTにいたっては19万本以上なんだそう。

そんな動画がいつでも好きな時に見られてのこの値段ですからね。

正直高いと思われてもしょうがないかも。

NHKはNHKで、「NHKオンデマンド」という動画配信サービスを運営しています。

こちらの金額が990円/月額。

こちらでも儲けてるんですから、是非とも更なる値下げを検討してもらいたいところですね。

一応NHKも色々と考えていて、学生無料なんていう免除措置も作り出してます。

でもちょっと裏がありそうなんですよね。。。

気になる方はこちらの投稿もぜひ見てみてください。

NHKが受信料の免除の枠を広げたらしいです。一人暮らしの学生さんはほぼほぼ免除になるようですね。そこだけ見ると喜ばしいことのように思うんですが、本当にそうなんでしょうか?

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コメント

  1. ronron より:

    電気、ガス、水道の利用料は(受益者となる)契約者した国民が、
    「 積算計で使った分 」だけ公平に公正に負担してます。
    B-CASは「 積算計で使った分 」だけ公平に公正に負担する為の機能なのです。
    公共放送だけ「その他の公共」と違う理論で考えるのはオカシイのです。