最新のテレビを見てみると、これまでになかった用語が色々と出てきます。
数あるテレビの中でどの商品を購入しようか選択する上でも、これらの言葉の意味を理解するのは重要ですよね。
価格やサイズ、有機ELか液晶か、という選択に加え、細かい部分でも比較をしたいものです。
今回は、そんな新型テレビに良く使われている用語について説明していきたいと思います。
HDR10+
映像の明るい部分と暗い部分をハッキリと表現するHDRという機能。
その中でも、4K映像を記録するUltra HD Blu-rayの必須規格とも言えるのがHDR10で、HDR10+は更にその拡張規格です。
国内で発売されているHDR対応テレビは、ほぼHDR10対応と言っていいでしょうし、HDR10+との互換性もあります。
HDR10+の方がもちろん上位規格なのですが、今の段階ではそれ程重要視しなくても良いように思いますね。
機種によってはHDR10からHDR10+へのアップデートが可能なものもあるようです。
Dolby Atmos (ドルビーアトモス)
そもそもドルビーとはアメリカ生まれの音響技術者のことで、サラウンドシステムなど多くの技術を世に送り出してきました。
Dolby Atmosとは、そのドルビーが設立した企業「ドルビーラボラトリーズ」が開発した新しいサウンドフォーマットで、これまで以上に迫力ある音響が楽しめます。
詳しい技術的なことはこちらのホームページをご覧いただくこととして、重要なのは各企業が続々と対応機種を発表しているということ。
最近ではスマホなども対応機種が出てきており、テレビにおいても標準的な機能として搭載されていきそうです。
これまでと比較して立体的で迫力のある音響が楽しめますので、映画や音楽番組などが好きな方にとっては大きな機能と言えそうです。
スマートテレビ
携帯電話に通信を使った様々な機能をプラスしたのがスマートフォン。
テレビに通信系の機能が備わったのがスマートテレビです。
最近では、Android TV(アンドロイドティービー)などのOSを搭載したモデルも登場しており、様々な機能を楽しむことができます。
アプリを起動させて動画配信サービスをテレビで視聴するのも、スマートテレビの代表的な機能と言えるでしょう。
タイムシフト
スケジュールに沿って放送される番組を、リアルタイムではなく自分の好きなタイミングで視聴出来る機能のこと。
テレビにこの機能が付いている場合、毎日全チャンネル(地上デジタル放送)を24時間録画しっぱなしにして、見たいタイミングで再生するような形になります。
録画は1chに1つチューナーが必要なため、タイムシフト対応テレビは地上デジタル放送だけでチューナーが9つ程搭載されています。
当然、高くなりますよね。
まとめ
4K8K衛星放送のスタートに合わせて、テレビも新製品が続々と出てきました。
それに伴って、色々な機能も追加されてきてるんですね。
上記で紹介した言葉の意味を理解して、より自分好みのテレビを購入しましょう。