家電店などで売っている4Kテレビを見ると、ほとんどのテレビに「HDR」って書いてあるんですよね。
どうやら最近のテレビは、この「HDR」に対応しているようです。
でも何のことだかよくわかりませんよね。
今回は、このHDRについて簡単に説明してみますね。
ハイダイナミックレンジと言われても
High-dynamic-rangの略なんだそうです。
略す前にしてみてもよくわかりませんよね。
簡単に説明すると、明るい部分と暗い部分の両方を綺麗に表現する機能といったところでしょうか。
一般的なカメラは、明るい部分に焦点を当てると暗い部分が疎かになってわかりづらくなり、暗い部分に露出を調整すると逆に明るい部分が白く広がってしまい、これまたわかりづらくなります。
この両方を綺麗に表現できるのが「HDR」なんですね。
明るい部分に露出を合わせた画像と、暗い部分に露出を合わせた画像、そして普通の画像の3つを合わせていい所取りして画像を作り出すような感じです。
そう考えると、この機能は是非とも付いていて欲しい機能ですね。
実は結構前からあった「HDR」
最近になって4Kテレビの影響で注目されているHDRですが、実は結構前からあるんですよね。
その機能が使われている代表的なものがデジタルカメラです。
自宅にあるデジタルカメラをチェックしてみたら、おもいっきり「HDR」って書いてありました。
2011年に発売されたカメラでですよ。
そんなに前からこんな機能があったんですね。
それともう一つ、皆さん馴染み深いiPhone。
iPhoneのカメラ機能にも結構前の型から「HDR」の機能が付いていました。
私もあんまり深く考えずに使っていましたが、静止画では割と前から開発されていた機能なんですね。
これを動く映像で表現することがかなり難しいということでしょうか。
まとめ
4Kという言葉に引っ張られて、細かければ綺麗なんだと考えがちですが、「HDR」が表す輝度という部分も重要なんですね。
これに加えて、有機ELテレビは液晶テレビと比べて黒色の表現力がすごくいいんだそうです。
どんどんテレビ画像が綺麗になって、目視に近くなってきています。
これで3Dになるとすごいんですが、3Dテレビはどこいっちゃったんですかね?
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