本当なんです。
4K放送には4K対応のチューナー、8K放送には8K対応のチューナーが必要です。
8K放送はまだほとんどやってませんし、普及もこれからなので今回は4K放送に絞ってのお話。
もちろんテレビに対応のチューナーが内蔵されているなら特に気にする必要はないですが、気にしなければならないのは、4Kテレビではなく4K対応テレビです。
4K対応テレビとは、映像を映し出すモニターが4Kの解像度に対応しているテレビのこと。
4K専用チューナーは内蔵されていないものを指します。
4K対応テレビを購入してアンテナ設備も整えたのに、4K放送が映らないって人も結構いるかもしれませんね。
別途4K用のチューナーを接続しないと映りませんよ。
4Kチューナーを別途購入して接続
4K8K衛星放送の考え方としては、これまで見れているチャンネルが4K8K放送にグレードアップするということではなく、新たに4K8K放送というチャンネルが増えると考えるとわかりやすいですね。
今までのBSデジタル放送は従来のまま放送されるので、今のチューナーでも受信が出来ます。
ただ、4K8K衛星放送は新たに加わる放送なので、受信しようと思うとそれに対応したチューナーを買って接続しないと映りませんよということなんです。
2019年12月にスタートしてから、そこそこ時間が経っているにもかかわらず、未だに4Kチューナーが入っていない4K対応テレビが多く販売されています。
それだけ4K放送が必要とされてないってことかもしれませんが、チューナーが入ってない分安いというメリットもあるんですよね。
そんな4K対応テレビをお持ちで4K放送を受信したいと考えている方は、別途チューナーを購入して接続しましょう。
国内メーカー製で、最もコストパフォーマンスに優れた商品を探してみました。
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アンテナ設備の対応も必要
「4K対応テレビと4K専用チューナーを用意して、これで4K放送が見れると思ったのに映らないじゃないか!」という声もたくさん聞きます。
実は、受信機器だけ揃えても、アンテナの設備自体が対応してなければ映らないんです。
そもそも4K放送は地上デジタル放送ではやってません。
4K8K衛星放送という名前の通り、衛星放送なんです。
BSアンテナが建ってませんという家では衛星放送自体受信できませんので、4K放送も受信できません。
加えて、BSアンテナを含む様々なアンテナ機器が、4K8K衛星放送の周波数帯域に対応していなければ、全部のチャンネルを受信することはできないんです。
従来と比べてチャンネルが一気に増えたので、その分設備も幅広く対応できる仕様に変えてあげないといけません。
4K放送を受信するためのハードルは高いんですよね。
それでも4K対応テレビが売れる理由
「4K専用チューナーは別途買わないといけないし、だったら最初から4Kチューナーが内蔵された4Kテレビを買えばいい」と思いますよね。
でも、4K対応テレビにもメリットはあるんです。
一番のメリットはやっぱりコストですね。
4Kチューナーが内蔵されていない分、値段が抑えられています。
また、多くの4K対応テレビに、現在放送されている番組を一旦壊して4K放送に近い画質に作り替えるアップコンバート機能というものが付いています。
この機能が付いていることで、4K放送自体は受信できなくても、今までのテレビ放送を4Kに違い画質で視聴することができるんです。
アップコンバート機能について別途記事で詳しく書いてますので、興味があればご覧ください。
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また、CS放送のスカパー!4Kやケーブルテレビで放送されているケーブル4K、動画配信サービスなども4K放送が増えてきています。
必ずしもBSアンテナで受信する4K8K衛星放送を受信しなくても、別の形で4K映像を見ることはできるんですね。
テレビゲームなども4Kに対応してきますし、やっぱりモニターだけでも4Kに対応しているっていうのは魅力があるということですね。