4K8K衛星放送という言葉、良く耳にするようになりましたね。
アンテナやテレビ関連の新商品はこぞって4K8K対応品になってきています。
詳細は別項で語ることとして、ここでは大まかな内容を説明していこうと思います。
とにかくきれいな映像
なんといっても一番の特徴はその画像の美しさですね。
アナログ放送からデジタル放送に切り替わった時、ビックリするぐらいきれいだと思いませんでしたか?
4K放送はそのきれいなデジタル放送の4倍、8K放送は実に16倍美しい映像となります。
「そこまできれいじゃなくてもいい」って言われそうですが、実際見てみるとやっぱりすごいんですよね。
ワンセグ放送を観てみるとわかるんですが、携帯電話のような小さな画面ではそこそこきれいに観れますが、少し大きめのPC画面などで観ると画像の粗さが目立ちます。
4K8K放送も同様で、小さな画面ではそれほど映像の変化が感じられません。
大画面になればなるほど違いが分かるもので、総務省が推奨するテレビのインチサイズは、4K放送で50インチ以上、8K放送では100インチ以上なんだそうです。
一般家庭に100インチは・・・。
家庭用は4K放送が主流になりそうですね。
4K8K対応テレビを買えば映るの?
3Dテレビを購入しても、全ての番組が浮き出て見えるわけじゃないですよね。
3D対応の撮影機で撮影された番組だから3Dに見えるんです。
それと同じで、4K8K対応テレビを購入したからと言って、全てのチャンネルが4K8K映像で見られるわけではありません。
4K8K対応のカメラで撮った映像を、4K8K対応テレビで受信することで、ようやく美しい画像を観ることができるんです。
4K8Kの番組はいつから始まるの?
一部では既に始まっていますが、メインとなるNHKや民放各社の4K8K衛星放送は、2018年12月から本放送がスタートすることとなっています。
2020年の東京オリンピックに向けて普及を促進し、本番ではかなりの番組コンテンツを流すことになると思います。
なかなか番組の詳細が決まらない中、受信機であるテレビの対応機器発売がかなり先行している印象です。
テレビの設備は今ままで大丈夫?
4K8K対応テレビを購入し、4K8K対応番組が放送されれば受信ができるかというと、それもまた語弊があります。
それ相応の設備がなければ番組自体を受信できないんです。
4K8K衛星放送は、現在のBSデジタル放送・110°CSデジタル放送が4K8K放送に替わるという考えではなくて、新たに番組が追加されると考えてください。
ですから、現行の設備で受信できる周波数の幅を超えてしまう可能性があります。
ほとんどの方がお住いの家では、4K8K衛星放送の全チャンネルを受信することは難しいでしょう。
今の設備でどこまでの放送が受信できるのか、確認してみないとわからないですね。
まとめ
4K8K衛星放送は新たに始まる番組です。
受信するためには、設備もテレビも対応にする必要があります。
ある程度の知識を持っていないと「こんなはずじゃなかった!」なんてことも起きそうです。
気になる方は、4K8Kに関する各項目をチェックしてみてくださいね。