地上デジタル放送とは、読んで字の如く【地上に飛んでるデジタルのテレビ放送】ですね。
皆さんが観ているテレビの電波には、地上波というものと衛星波というものがあります。
また、その電波の種類もアナログ波というものと、デジタル波というものに分かれるんです。
その中で一番良く耳にするのが、地上デジタル放送じゃないでしょうか。
今回は、この地上デジタル放送というものを簡単に説明してみたいと思います。
地上波のデジタル波の放送
地上デジタル放送とは、簡単に言えば地上から飛んでくるデジタル放送のことです。
テレビの放送には、大きく分けて地上放送と衛星放送があります。
地上デジタル放送はもちろん地上放送ですね。
衛星放送にはBSデジタル放送とCSデジタル放送の2種類があります。
衛星放送は、宇宙の軌道上を回る衛星から電波を飛ばしているのに対し、地上放送は全国各地に建っている電波塔からテレビ電波を照射しています。
いちばん有名な電波塔が東京スカイツリーですね。
これ、テレビの電波を飛ばしている塔なんです。
世界最高峰の電波塔である東京スカイツリーでも、テレビ電波が届く範囲は東京都と近県程度。
都道府県にはそれぞれ大小様々な電波塔があって、それらの送信局から電波を受け取ってテレビを観ているんですね。
テレビの受信チャンネルは地域によって変わる
地上デジタル放送はUHFという周波数の電波を使用しています。
UHFチャンネルの範囲は13chから52chとなっており、使用チャンネルは地域によって変わるんです。
例えば、NHK総合のチャンネルですが、東京都では27chで大阪では24ch、愛知では20chで送信されています。
なぜわざわざチャンネルを変えるのか。
これは、電波が混信しないようにする意味と、その地域独自のローカル放送を制作し送信するからです。
地元出身の芸能人が街を散歩するような番組、結構見ますよね。
地震だとか台風だとか、その地域に特化した情報を流せるよう、地域ごとにテレビ局があるんですね。
ですから、転勤や家を建てたりして引っ越しなどをする場合、受信チャンネルが変わる可能性があるので、テレビのチューニングをし直すことを忘れないように。
せっかく新築に入居したのに、テレビが映らないなんてことないようにね。
地上デジタル放送はUHFアンテナで受信する
電波がUHF電波ですから、もちろん受信用のアンテナはUHFアンテナになります。
でも一概にUHFアンテナと言っても、実はとても沢山種類があるんです。
- 素子アンテナ
- 平面アンテナ
- 地上デジタル放送専用アンテナ
- 室内アンテナ
大きく分けるとこの4種類くらいになり、さらにその中で、性能や形状などに枝分かれする感じです。
現在は地上波がデジタル化して時間も経過しましたので、それ専用の優れたアンテナが発売されてきました。
アンテナとは思えない程スタイリッシュなデザインのものが当たり前になっています。
例えば、
性能重視の私が、見た目も含めて総合的におススメするのはこのようなタイプです。
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住んでる地域の受信環境によって使用できるアンテナに制限が出ますが、最近は外観の良いアンテナがいっぱい発売されています。
見た目がカッコいい最新のアンテナに建て替えるのも良いかもしれません。
他にも様々なアンテナが発売されてますので、用途に合わせてベストなものを選びましょう。
地上デジタル放送用アンテナの種類ついて別途記事を書いてますので、よろしければご覧ください。
↓こちらです↓