CSデジタル放送とは?周波数帯域やチャンネルの種類など

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BSと良く間違われることの多いCS放送。

スカパー!やCS110°デジタル放送など、いろんな呼ばれ方をしていて、良くわからないですよね。

CSデジタル放送とは、BSデジタル放送と同じ衛星放送の種類の一つです。

そんなことくらいは分かってますかね?

では、どのようなチャンネルの番組がやっていて、どういった周波数を利用しているんでしょうか?

今回はその辺りを掘り下げて説明していきたいと思います。

CSとは何の略?

CS放送の「CS」とは、Communication Satelliteの略で、日本語で言うと通信衛星です。

BS放送の「BS」が放送衛星ですから、字だけを見るとBSがテレビでCSは通信で使われるものって思っちゃいますが、今は両方ともテレビで使用されています。

当初は通信事業をメインで使用しようと思っていたってことですね。

制度上BSとCSで区分けされているだけで、衛星を使ってテレビ放送を送受信するという面では、BSデジタル放送と特に大きな違いはありません。

CS110°デジタル放送で使用されている周波数は1593MHzから2053MHz(中心周波数)。

周波数の範囲で言えば、BSデジタル放送に挟まれているような感じ。

もともとBS放送は1050MHzから1470MHzあたりを使用していましたが、4K8K衛星放送の開始により2200MHz以降3224MHzまで使用範囲が広がっています。

使われる周波数が違いますので、それに伴ってアンテナの種類も変わってきますが、大きく違うのは、やはり送信される番組の違いでしょうね。

有料放送がほとんどを占める

CS放送は、パーフェクTVという名前で1996年にスタートしました。

NHKを中心に、民放各社とBS11(イレブン)やBS12(トェルビ)、放送大学などの無料放送が数多く送信されているBSデジタル放送に比べて、CSデジタル放送はそのほとんどが有料放送です。

無料放送は、サービスのプロモーションの番組や、通販ショップチャンネルなどの一部のチャンネルに限定されており、後の放送は有料契約によって視聴が可能となります。

普段は観れない有料チャンネルでも、毎月最初の日曜日は無料デーとして一部のチャンネルを無料開放していますので、観れる環境がある方はチェックしてみるといいでしょう。

映画やスポーツ、アニメにドラマなど、数多くの番組がラインナップされており、開局によって一気に選択肢が広がりました。

チャンネルが多すぎて、何を観ればいいか困るくらいですね。

スカパー!とスカパー!プレミアムサービス

CS放送は大きく分けて二つ、スカパー!」と「スカパー!プレミアムサービス」に分かれます。

どちらもスカパーですし何度も名称が変わっているので、中々わかりづらいところがありますね。

簡単に言うと、スカパー!は110°CSデジタル放送のことで、BSアンテナで同時に受信ができる放送です。

皆さんが視聴しているテレビには、BSデジタル放送とともに110°CSデジタル放送のチューナーも内蔵されていませんか?

現在発売されているテレビには、ほとんど110°CSデジタル放送用のチューナーが内蔵されており、BSアンテナを設置することで受信が可能となっています。

もう一つが「スカパー!プレミアムサービス」で、専用のアンテナとチューナーが必要となるCSデジタル放送です。

地上デジタル放送やBSデジタル放送と混ぜ合わせることが難しいため、テレビ1台に付きアンテナ1本が基本となり、ベランダなどに設置されているケースが多いですね。

スカパー!とスカパー!プレミアムサービスの違いをもっと詳しく知りたい方は、別途記事を書いてますのでご覧ください。

↓こちらです↓

スカパー!とスカパー!プレミアムサービスの違いをご存知ですか?両方スカパーですが、観ようと思った時に必要となる設備は大きく違うんです。それぞれの特徴を簡単に説明しています。

まとめ

最近の新築住宅では、BSアンテナの設置はほぼ標準。

4K8K衛星放送対応も必須に近くなってきました。

すなわち、CS放送においても110°CSデジタル放送が標準で受信ができる環境になってきているということです。

電波が受信できていれば、あとは電話やインターネットなどで契約をするだけで、スポーツや映画などの様々なジャンルの番組が視聴可能となります。

スカパー!は様々なサービスを行っていて、加入月は視聴料も加入料も0円。

しかも、契約開始後2週間は契約以外のチャンネル含め、約80chが見放題となっています。

一度調べてみると、好みの番組が見つかるかもしれませんよ。

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