有料でたくさんの番組が楽しめるCSデジタル放送。
大きく分けて2種類あるんですが、それぞれどのような違いがあるかご存知ですか?
簡単に比較してみますので、参考にしてみてください。
スカパー!は110°CSデジタル放送のこと
一般的に「スカパー!」と呼ばれる放送は、イコール110°CSデジタル放送のことです。
BSアンテナで同時受信ができることが特徴で、地上デジタル放送との混合や、各部屋への分配も可能です。
映画やスポーツ、音楽やアニメなど、主要なジャンルを中心に約70チャンネルのラインナップがあり、契約によって視聴が可能となります。
販売されているテレビの多くには110°CSデジタル放送用のチューナーが内蔵されており、別途チューナーを接続しなくても良いというメリットもあります。
新築の建物ではBSアンテナ設置が標準仕様になりつつあるため、自然とスカパー!も受信できる環境が整ってきています。
テレビリモコンにも「CS」のボタンが付いていますもんね。
スカパー!プレミアムサービスはチャンネル数がすごい
スカパー!プレミアムサービスは、とにかくチャンネルが多いことが特徴です。
ラジオのチャンネルを加えると、実に約260ものチャンネルが視聴可能となります。
映画やスポーツなどの主要ジャンルに加え、公営ギャンブルやアダルトチャンネルなど、スカパー!にはない番組も取り揃えています。
デメリットは、そのチャンネルの多さからBSデジタル放送などとの混合や、複数に分配することが難しいということです。
すなわちテレビ1台に付き1本の専用アンテナが必要ということになります。
また、チューナーも別途接続しなければならないため、アンテナとチューナーのセットを購入し、ベランダなどにアンテナを設置して視聴するスタイルが一般的と言えるでしょう。
最近では、2018年12月から本放送がスタートする4K8K衛星放送に先駆けて、「スカパー!4K」という4K対応のチャンネルを3チャンネル放送しています。
4K対応テレビを購入された方にとっては、いち早く4K映像を楽しめるコンテンツとして注目ですよね。
まとめ
どちらも同じ「スカパー!」なので、違いが解りづらいですよね。
以前はスカパーe2やスカパーHDなどといった名前で呼ばれていたりしていましたので、まだ現在の名称の馴染みも浅いんですよね。
チャンネル数の多さから言ってもスカパー!プレミアムサービスの方が上なんですが、やっぱり「スカパー!」の方が圧倒的に設備を整えやすいです。
主要ジャンルの番組だけでいい方は「スカパー!」を、4K放送などの「スカパー!プレミアムサービス」にしかない番組を視聴したい方は別途アンテナを設置するのがお勧めですね。