DVDはいいとして、Blu-ray Discって4Kに対応してるって思っていませんでしたか?
なんとなくブルーレイと聞くとすごく綺麗な映像という印象があって、勝手に4Kレベルの映像だと勘違いしていました。
実はBlu-ray Discでも2KのフルHD画像が限界で、4Kの映像には対応ができていません。
ですから、4Kに対応したテレビを購入して、レンタル店でブルーレイの映画を借りてきて観たとしても、それは4K映像ではないんですよね。
では、4K映像の映画はどうやって観ればいいのか。。。
実は、Blu-ray Discを超える新しい規格のメディアが発売されてるんです。
Ultra HD Blu-rayとは
Blu-ray Discを更に進化させた光ディスクとして、Ultra HD Blu-ray(ウルトラブルーレイ)といものが開発されています。
しかも、既にパナソニックから2015年に発売がされていました。
さすがに当時はまだまだ4Kの話が出たばかりで浸透していませんでしたが、現在はソニーやパイオニアからも発売されるなど、徐々にラインナップが増えてきています。
4K衛星放送同様、従来のBlu-ray Discの4倍にあたる解像度(3840×2160px)で映像が書き込まれており、HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しています。
HDRとは、簡単に言うと明るさを幅広く表現できる機能なんですが、今どきの4Kテレビには必須の機能になってますね。
Ultra HD Blu-rayは、この機能に対応しているということです。
HDRについて詳しく知りたい方は別途記事に記載しています。
↓こちらです↓
Ultra HD Blu-ray は幾らぐらいするのか
現在発売されているUltra HD Blu-ray 対応機器は、大きく分けて2種類です。
一つは純粋に再生するのみのプレーヤー、もう一つは録画機能を備えたレコーダーです。
再生のみのプレーヤーは、発売当初と比べると随分金額が下がってきた印象です。
安いものでは2万円を切ってくるものも出てきました。
コストパフォーマンスが良くて、しかもソニー製のこの商品が一押しですね。
↓こちらです↓
録画機能を備えたレコーダーはハードディスクが入ってますのでその分高くはなりますが、それでもかなり下がってきてますね。
ハードディスクの容量にもよりますが、安いもので4万円ほどになるでしょうか。
パナソニック製のハードディスク容量1TB(テラバイト)のコスパに長けた商品がおススメです。
↓こちらです↓
もちろん4K映像をそのまま録画することができます。
映像がキレイな分容量はたくさん必要になりますが、1TBあれば4K映像で約45時間は録画が可能。
4K放送はまだまだ番組コンテンツが充実してませんので、録画は今のところそんなにしないでしょう。
とりあえず1TBあれば十分じゃないでしょうか。
ただし、注意しないといけないのは、レコーダーといってもUltra HD Blu-rayに録画できるわけではなく、あくまでハードディスクを備えている録画可能なモデルということです。
Ultra HD Blu-rayに関しては、まだ再生しか対応ができていないんですね。
最近ではあまりしなくなったと思いますが、ディスクに録画して永久保存版のように残しておくことは4Kではまだ難しいということです。
ちなみに、Ultra HD Blu-ray が再生できるものとして注目されているのが、家庭用ゲーム機のXbox One Sです。
価格も安く、Ultra HD Blu-rayプレーヤーの最安値に近い3万円程度で購入可能。
もちろんメインであるゲームの機能と、ネットに繋いで様々なコンテンツを利用できるなどの多様性があります。
アプリをダウンロードすることで、Netflix(ネットフリックス)などの動画配信サービスに繋ぐこともできるんですね。
少しでもゲームに興味があれば、Xbox One Sが一番おススメかもしれません。
まとめ
Ultra HD Blu-rayに対応したソフトも徐々に増えてきています。
現在は購入がメインだと思いますが、そのうちレンタル店でも数多く取り揃えることになるんじゃないでしょうか。
アップコンバート機能などの充実で、今までのBlu-ray Discでも4K映像に近い画質で視聴可能にはなっていますが、純粋な4K映像を4K対応テレビで観る迫力にはかなわないでしょう。
価格も下がってきていますし、レコーダーをお探しの場合はUltra HD Blu-ray再生対応のモデルがいいですね。
※記載されている価格は、記事を作成した2020年7月現在を参考にしております。