冷蔵庫やエアコンなど、白物家電のイメージが強い印象の三菱電機。
テレビにおいては「録画テレビ」というジャンルにこだわり、独自の路線を走っています。
そんな三菱が、REALの4Kチューナー内蔵モデルを発売しました。
今回は、新型REAL「RA1000シリーズ」の特徴を考察していきます。
ブルーレイレコーダー内蔵
一番の特徴はブルーレイレコーダーとHDD(ハードディスク)を最初から内蔵していることです。
ライバルメーカーがこぞって外付けタイプに切り離す中、三菱だけは使いやすさを追求してオールインワンの形を貫いています。
Ultra HD ブルーレイの再生に対応し、4K映像の高画質を大画面で楽しめます。
また、内蔵されたHDDは2TBの大容量ですので、データの大きい4K番組も最長126時間録画が可能。
これらのデバイスを別に設置する必要が無いため、配線も少なくテレビの周りがスッキリするのも特徴の一つです。
リモコンも1つでテレビの視聴や録画、ブルーレイディスクの再生やダビングなど、全ての操作を行えます。
ただでさえネットワーク接続や4K対応など、テレビも難しい時代になってますので、このわかり易さは特にご高齢の方々には嬉しいところでしょう。
画質と音質も高性能
画質や音質においても独自の技術で応戦しています。
4Kアップコンバート機能は、DIAMOND ENGINE 4Kというシステムで超解像処理。
遅延をなくすゲームモードを搭載しているのも何気に嬉しいですね。
音質においてはDIATONE(ダイヤトーン)スピーカーを搭載し、迫力のある音を実現。
DIATONEは、70年もの歴史のある日本を代表するスピーカーブランドで、オーディオやカーナビなどで使用されています。
加えて、今回からスピーカーにNCV振動板というものを採用。
ハイレゾ帯域の高音再生が可能となる新素材を、2ウェイ4スピーカーに全て搭載しています。
音に対する強いこだわりも感じますね。
まとめ
三菱REALの現在継続発売中の65型ハイエンドモデルの評価はこちら。
やはり何と言っても他にはない録画機能の充実でしょう。
ブルーレイと内蔵HDDで十分録な録画時間だとは思いますが、まだまだ足りないという方には外付けHDDの接続もできるようになっています。
テレビとブルーレイレコーダーが合体したようなものですから、価格が高くなってしまうのは致し方ないですね。
また、リモコンを使ってテレビの角度を変えられるオートターン機能なども使いやすくてGood!。
デバイス一体型ということで、裏の配線が少なく済むことから可能となる機能とも言えるでしょう。
ただし、ネットワークへの連動性は乏しいので、動画配信サービスなどを利用したい方などはちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
明らかに高齢者をターゲットとしている戦略は高感度が持てます。
間違いなく、使いやすさ、わかりやすさを求める方達はいっぱいいるはずですからね。
三菱 REAL(リアル)の公式ホームページはこちら