インターネットを使って動画や音楽を再生しようとした際に、ストリーミング再生という言葉が良く出てきます。
皆さんは、このストリーミング再生という言葉の意味をちゃんと知っていますでしょうか?
それに対してオフライン再生という言葉も出てくるんですが・・・。
今回はこの2つの違いについて説明していきたいと思います。
ストリーミングとオフライン
インターネットを使って動画や音楽を視聴する場合、それらのデータを一旦お手持ちのスマホなどの端末にダウンロードして、後に再生する方法が基本です。
これが、オフライン再生、もしくはダウンロード再生などと言われるものです。
それに対してストリーミング再生というのは、データのダウンロードが完全に終わる前に、できたものから順次再生していく方法のことをいいます。
基本的に、見終わった部分は蓄積せずに消されていくため、ダウンロードが終わってもデータは残りません。
気になった動画を感覚的に見ていくYouTubeなんかは、このストリーミング再生の代表と言っていいでしょう。
メリットとデメリット
それぞれ用途によって良いところと悪いところがあります。
オフライン再生
オフライン再生のメリットは、通信料を抑えることができることです。
自宅のWi-Fiや無料Wi-Fiスポットなどを利用してダウンロードしておけば、外で視聴しても通信料がかかりません。
オフライン(インターネットに繋がっていない状態)でも再生することが可能なんですね。
逆にデメリットとしては、お使いの端末に空き容量が必要なこと。
一旦データを蓄積する必要があるため、それ相応の容量がなければダメなんですね。
また、ダウンロードにはそのデータ量や通信速度によって相応の時間がかかります。
動画のサイズによっては5分や10分は当たり前にかかってきますので、ある程度時間に余裕のある時にダウンロードをする必要があります。
ストリーミング再生
ストリーミング再生のメリットは、端末自体に保存する必要がないため、空き容量がなくても楽しめる点と、ダウンロードと同時再生していきますので、完全にダウンロードが完了するまで待つ必要がないことです。
ある意味オフライン再生と対極に位置するため、オフライン再生のデメリットがすなわちストリーイング再生のメリットと言えますね。
ですから、通信料が大きくかかってしまうというデメリットがあります。
Wi-Fi環境以外で使用すると大幅にギガを消費するため、各通信キャリアとの契約しだいでは、直ぐに容量オーバーとなりかねません。
基本、ストリーミング再生はWi-Fiが使える室内での視聴が良いでしょう。
もう一つ指摘するならば、ストリーミング再生は通信環境に大きく左右されてしまうので、速度の遅い環境時では映像や音声が止まってしまったり、画像も粗くなってしまったりする場合がありますね。
まとめ
それぞれの意味はお分かりになったでしょう。
音楽の配信サービスは、購入する場合はダウンロードをしてのオフライン再生が基本で、聴き放題の月額パックなどはストリーミング再生が多いでしょうか。
動画の配信サービスは、ストリーミング再生を基本として、プラスアルファのサービスとしてダウンロード可能という形が多いように思います。
オフライン、ストリーミング、両方対応できれば言うことなしですが、選択が必要な場合は、ご自分のライフスタイルに合わせてよりベターなものを選びましょう。