通常のテレビは、外に設置されたアンテナからケーブルを伝って、ブースターや分配器、テレビコンセントを経由して壁から出てきた電波をテレビに繋いで受信します。
でも、もう少し簡単にテレビを見ることはできないんでしょうか？
ワンセグ放送なら簡単に見れたりしますが、画面の大きなタブレットでは画像が粗くなってしまいますしね。
今回は、手軽にフルセグ放送を受信できる方法を考えてみます。
Mac、Windows、android用
MacやWindowsなどのPC、androidタブレットなどのUSB端子に接続することでフルセグのテレビが見れてしまうチューナーがこちら。
初めて見る人は、ただのUSBメモリーだと思うんじゃないでしょうか。
わずか7センチ程度のサイズで、地上デジタル放送用のアンテナとチューナーの機能を備えています。
PCなどに付いているUSB端子かmicroUSB端子に接続するだけで、テレビが見れてしまうんです。
とは言えテレビというものは、本来は外にアンテナを取り付けて受信するもの。
さすがにテレビ電波の弱い地域や場所では、簡単にフルセグ受信をすることはできません。
フルセグ受信が厳しい場合は自動的にワンセグ映像に切り替えてくれますが、この機器の面白いのはアンテナケーブルを直接繋ぐ有線受信ができること。
壁に付いているテレビコンセントからこのチューナーに繋ぐことで、より安定してフルセグ映像を受信できます。
加えて録画の機能まで付いていてこの価格ですから、まぁ売れるだろうなぁと思いますね。
iOS対応チューナー
上記の商品と同じメーカーなんですが、iOSに対応したチューナーがこちらです。
iPhoneやiPadなどはUSBやmicroUSB端子が付いておらず、上記商品を接続することができません。
代わりにあるLighting端子（充電に使う端子）に接続することで地上デジタル放送を見られる機器がこちらとなります。
この機器も録画機能がついていますが、残念ながらケーブルを繋いで有線で受信することはできません。
また、充電端子部分に接続するため、充電しながらテレビを見ることはできません。
数時間視聴したら充電しないとダメですね。
比べると上記機器の方が良いように感じますが、iPhone、iPad用のフルセグ対応チューナーはこれしか見たことがないのでしょうがないですよね。
まとめ
繋ぐだけで簡単に地上デジタル放送がフルセグで見れてしまうのは驚きです。
持ち運びも便利ですし、タブレットをお持ちの方にはかなりお奨めですね。
ただ、安定して受信できるかどうかはまた別の話。
ご自身の使用したい地域がもともと電波の強い強電界地域なら良いですが、それ以外の地域は確実に視聴できるとは思わない方がいいでしょう。
フルセグでは受信できないリスクも加味しながら購入を検討してくださいね。