地上デジタル放送では、昔みたいに放送されなくなってきたプロ野球。
ファンとしては、テレビで観戦できないのは残念ですよね。
でも、今の時代は有料の衛星放送や動画配信サービスというのがあります。
どのような視聴方法がベストか、贔屓の球団によって変わってくるんですよ。
スカパー!プロ野球セット
プロ野球が大好きで、全ての試合を思う存分楽しみたい方は、文句なしこのプロ野球セットがお薦めです。
プロ野球全球団全試合を、試合終了まで中継してくれます。
もちろんクライマックスシリーズも日本シリーズも中継しますし、キャンプもオープン戦も盛り沢山です。
番組ではなくチャンネルとの契約となるため、試合が行われている時間以外は様々な番組を視聴することが可能。
「メジャーリーグ」や「ゴルフ中継」、「プロ野球ニュース」や「ゲームセンターCX」など、人気のある番組が結構あるんですよね。
スカパー!に加入することになるためBSスカパー!というチャンネルも視聴可能で、「モノクラ~ベ」やオリジナルドラマの「アカギ」など、野球以外でもかなり楽しめます。
月額3,685円という金額は決して安くはありませんが、全ての試合を網羅している放送は、このスカパー!プロ野球!セットしかないんですよね。
Rakuten TV パリーグSpecial
楽天が運営する動画配信サービスのRakutenTVの中に、パリーグSpecialという見放題パックがあります。
こちらは名前の通り、プロ野球のパリーグ6球団の主催試合が全て視聴できる契約となります。
あくまでパリーグの主催試合なので、交流戦のセリーグ主催試合は視聴することができません。
ただし、見放題の月額料金は690円と破格。
見逃し配信やダイジェスト動画など、ライブ以外の視聴方法もあります。
スカパー!のプロ野球セットの価格と比較すれば、パリーグファンはこちらになびいてしまいますよね。
RakutenTVの公式ホームページはこちら
DAZN(ダゾーン)
スポーツ専門の動画配信サービスのDAZN。
2018年シーズンから、プロ野球の中継をスタートさせました。
中継する試合は、パリーグ6球団の全ての試合と読売ジャイアンツを除いたセリーグ5球団の一部を除いた試合。
広島カープと中日ドラゴンズの一部の試合が対象外となっています。
若干中途半端なのが残念ですが、月額は1,750円とスカパー!と比べてかなりお得な設定。
しかもドコモユーザーは月額980円になる特典付き。
プロ野球だけじゃなくスポーツ全般の動画配信サービスですので、JリーグはJ1からJ3まで全試合が見られますし、サッカーの欧州リーグやバスケットボール、テニスにF1まで、様々なスポーツの動画が楽しめます。
DAZNの公式ホームページはこちら
hulu(フールー)のジャイアンツLIVEストリーム
海外ドラマに強い印象のhuluですが、こちらに契約するとジャイアンツLIVEストリームというリアルタイムチャンネルが視聴できます。
huluを配信している日本法人は日本テレビ系列の会社のため、日本テレビ系のコンテンツが非常に多くラインナップされており、読売ジャイアンツの試合もその中の一つという訳です。
ジャイアンツ主催の72試合と、一部ビジター戦やイースタンの二軍戦も配信。
オフシーズンにはキャンプやオープン戦も配信しています。
huluは全ての動画見放題で月額933円。
野球はあくまでプラスαで、メインとなるのは洋画や邦画、海外や国内ドラマにアニメまで、様々なジャンルの動画ですので、巨人ファンはhuluに加入して色々な動画を楽しみながら試合も観戦するというスタイルがベストでしょうか。
BS12Twellv(トゥエルビ)
もう一つご紹介したいのが、無料のBSデジタル放送チャンネルのBS12トゥエルビです。
あまり知られていない印象ですが、実はプロ野球中継に力を入れているんです。
千葉ロッテマリーンズの試合を中心に、パリーグの試合を計50試合以上放送。
全部の試合ではないものの、ちゃんと試合終了まで放送してくれますし、何と言っても無料です。
BSデジタル放送が視聴できる環境であれば、特に追加費用なく見ることができるので、パリーグファン、特に千葉ロッテマリーンズのファンにとっては嬉しいチャンネルでしょう。
まとめ
上記のように、今は様々な方法でプロ野球を楽しむことができるんですね。
少なくなったとはいえ、地上デジタル放送やBSのNHKなどでも中継を行っていますので、
特にパリーグは視聴の幅が広がっている感じです。
ただし、動画配信サービスはインターネットでの視聴となるので、基本はPCやタブレット、スマホといった端末での視聴。
テレビで視聴するには、Amazon Fire TV(アマゾンファイヤーティービー)やGoogle Chromecast(グーグルクロームキャスト)などのデバイスを使用したりする必要がありますので、それも考慮に入れて契約を考えましょう。
※記載金額は税抜き価格となります。
※2018年6月現在の情報をもとに記事を作成しております。