最近のテレビは録画機能が搭載されているものが多いですよね。
そういったテレビを買うと、当然欲しくなるのが外付けHDD(ハードディスクドライブ)。
でも、容量はどの位のものを買うべきなのか悩みますよね?
今回は、どういったHDDがよく売れていて、容量によってどの位の時間録画ができるのかを考察していきます。
売れ筋は 3TB(テラバイト)
この記事を作成している2018年8月現在、最も売れている容量は 3TBのようです。
データ容量を表す単位は B(バイト)で、1000倍が KB(キロバイト)、KBの1000倍が MB(メガバイト)、更に1000倍が GB(ギガバイト)。
TB(テラバイト)とはGBの1000倍のことですので、実に一兆バイトとなります。
記憶デバイスはものすごい速さで進化しており、500GBあたりが主流だった数年前と比べて6倍もの容量アップとなっています。
ファミコンブームを牽引したスーパーマリオブラザーズは、その容量がわずか40KBだったことを考えると、とんでもない進化ですね。
現在、一般的に販売されている中では、最も大きな容量で 8TBといったところでしょうか。
このまま進化を続ければ、TBの1000倍の容量をもつPB(ペタバイト)が発売されるのもそう遠くはないかもしれません。
何時間録画できるのか
次に、HDDの容量毎の録画時間について考察していきます。
地上デジタル放送とBS・110°CSデジタル放送で、録画できる時間が異なることを知ってましたでしょうか?
地上デジタル放送よりも、BS・110°CSデジタル放送の方がデータ量が大きいため、録画の時間が短くなるんです。
また、新4K8K衛星放送はこれまでと比べて更に高精細な映像となるため、当然録画できる時間も減ります。
4K放送、8K放送も含め、どのくらい録画ができるかを表にしてみました。
メーカーによって少し誤差があることや、わかり易く5時間単位で表記してますので、あくまでおおよその時間として考えてください。
地上デジタル放送やBS・110°CSデジタル放送あたりであれば、100時間程度の録画ができる 1TBで十分のような気がします。
4K放送になると45時間にまで短くなりますので、ちょっと心もとないでしょうか。
売れ筋の 3TBであれば4K放送でも135時間の録画ができるので、余裕をもって録画ができそうです。
8K放送については、実質8K対応のテレビがほぼ普及していない状況にあるので、あまり気にする必要はないでしょう。
まとめ
録画する映像の画質を下げれば更に時間が増えますので、映像の綺麗さにこだわらなければ1TBでも十分な時間の録画が可能になるでしょう。
また、見終わった番組をその都度消去すれば、100時間を超えることはそうないかも。
ただし、DVDのように大切な番組を残しておくことを考えれば、容量はたくさんあって困るものではありません。
それほど大きな価格差があるわけでもないので、少し大きめの容量のHDDを購入しようという
気持ちは良くわかりますね。