電子レンジを使うたびにテレビの映りが悪くなる?4K8K放送が始まることで発生する電波障害とは

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もうすぐ始まる4K8K衛星放送

4Kテレビを買ったり、アンテナの設備を対応設備に改修したりと、視聴するためにいろんな対策が必要ですよね。

実はこの対策を中途半端にしてしまうと、電波障害が起こるかもしれないんです。

しかも、身近にある電子レンジで。

電子レンジを使うたび

電子レンジは電磁波を発生させて食品を温めます。

テレビで使用している電波は電磁波の一種ですので、両者の周波数が重なると混信してしまう可能性があるんです。

電子レンジの使用している電磁波の周波数は2450MHz

表を見るとわかるように、これまで見てきた放送は問題ありませんが、新しく始まる4K8K衛星放送の周波数は、電子レンジの周波数とかぶってしまうんです。

電子レンジを使用することで発生する電磁波が、テレビ設備機器の何処かに飛び込んで悪さををする場合があります。

設備が中途半端だと、せっかくの4K映像も電子レンジを使うたびにノイズが走ったりして残念なことになりかねません。

そんなことにならないよう、ちゃんと対策しておきましょう。

SHマーク商品を使用

飛び込み電波の障害を防ぐには、異常電波が入り込めないようにするか、入り込んでも負けないくらい本来の電波を強くするかの二択となります。

入り込めないようにするためには、SHマークの付いた機器を使用するのが一番でしょう。

出典:一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)

4K8K衛星放送対応で、電波の漏洩と飛び込みに対して一定の基準をクリアーした機器にのみSHマークが与えられます。

ブースターや分配器、テレビコンセントなど、SHマーク付きの商品を使用すれば、かなり電波の飛び込みは抑えられるでしょう。

また、テレビへの接続などは、必ず接栓(コネクター)を使用して繋ぐようにしましょう。

テレビ電波を強くする

SHマークの機器を使用してもノイズが入る場合は、テレビ電波自体がちょっと弱いのかも。

電波の混信は言ってみれば電波同士の喧嘩みたいなもので、強い方が勝って弱い方に悪影響を与えます。

異常電波が入ってきても、もともとの電波の方が強ければさほど影響を受けません。

手軽なラインブースターを使うなどして、テレビの電波を強くしてやることで改善するかもしれませんね。

まとめ

家庭用の電子レンジは、だいたいが強くても700W程度のもの。

それに対してコンビニなどにある業務用の電子レンジは1200Wぐらいあったりします。

マンションの一階のテナントであるとか、すぐ隣がコンビニや飲食店だったりした場合は、もしかしたら電波障害の影響を受けるかも。

4K8K衛星放送を視聴している際に定期的にノイズが走ったりする場合は、電波障害を疑ってみる必要があるかもしれません。

上記の対策を試みてください。

4K8K衛星放送に関する疑問はこちらの記事をご覧ください。

4K8K衛星放送のことを17個にまとめて書いてみました。この位の知識があれば、だいたいは理解したと考えていいのではないでしょうか。それぞれさらに詳しい記事も書いていますので、より詳しく知りたい方はそちらもどうぞ。

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