リビングの壁にそのまま取り付けられた大きなテレビ。
ソファに座って、壁に付いた大型テレビで4K放送のキレイな映像を観るなんて、なんとなくワンランク上のお家みたいで憧れちゃいますよね。
最近ではテレビの薄型化が進んで、必ずしもお金持ちの人だけができる贅沢なことではなくなってきました。
でも工事費用って、一体幾らくらいかかるものなのでしょうか?
しかも、壁掛けにはメリットだけでなくデメリットも。。。
今回は、壁掛け工事のおおよその金額と、合わせてデメリットについても説明していきたいと思います。
工事費用には大きな差が出る
幾らくらいかかるのか、色々と調べてみましたが、かなり差があることがわかりました。
だいたい6万円から14万円くらいでしょうか。
相当差がありますよね。
勿論テレビ自体のインチサイズや金具の値段、液晶テレビか有機ELテレビかにもよるんですが、それよりも大きな差が出る理由があるんです。
その理由は、実際に取り付けたい壁自体にありました。
壁に下地があるかどうか
最近の液晶テレビは、従来のものと比べると随分と軽くなっていますが、それでも大型の物はかなりの重量です。
薄い壁ではこの重さを支えきれずに、場合によっては剥がれてしまいます。
そうならないよう壁の裏に下地を入れて補強をしてあげるのが一般的です。
新築した際に事前に下地を入れてもらっていたり、壁の裏にある柱の位置がはっきりとわかる場合などは、この必要がありません。
壁を剥がして下地を入れて、また壁を奇麗に補修する。
この工事があるかないかで、大きく金額が変わってくるんですね。
テレビを同時購入するかどうか
エアコンなどがいい例ですが、商品の購入と同時に工事もお願いする場合は、工事費用がお値打ちになるケースが多いです。
テレビも同様、購入先で壁への取り付けもお願いすると、安くやってくれる傾向にありますね。
ヤマダ電機やビックカメラなどの大型量販店のテレビ売り場に行くと、壁掛け工事の費用に関するポップが置いてあったりします。
特に大型のテレビともなるとテレビ自体の金額が高いですので、工事費用を削ってでも販売したいでしょう。
工事費用も含めて値段交渉をすれば、随分とお値打ちに購入ができるかも。
持ち込みのテレビを付けてもらうのとでは、差が出るのもうなずけますね。
デメリットもある
テレビ台もいらないし、配線も基本的には壁の裏を通すのでキレイ。
外観的にもかなりのメリットですが、実はデメリットもあるんです。
後で後悔しても遅いので、しっかりと理解したうえで設置を決めましょう。
買い替えが難しい
まずは故障した場合などの買い替えが難しいことです。
同じメーカーの同じテレビを買うなら別ですが、日々技術も進歩してますので、せっかくなら新しいテレビが欲しいですよね。
でも、「新しいテレビを購入したら、壁掛け用の金具に合わなくなった!」なんてことも。。。
どのメーカーのどのテレビにも合うような万能な壁掛け金具はないので、どうしても選択肢が限られてきます。
メーカー純正の金具ならば尚更ですね。
もしご自分で取り付けたい場合などは、できるだけ互換性の高い商品を選んでおいた方が良いでしょう。
比較的互換性が高く、コスパも良い商品を選んでみました。
↓こちらです↓
新型テレビの購入に合わせて金具自体も交換するという手もありますが、更に費用がかかるのと、テレビの接続端子の位置が違ってて壁の穴の位置がうまく合わなかったり、ケーブルの長さが足りなくなるなど、色々と問題が出てくるんですよね。
模様替えが難しい
後は、テレビの位置が決定してしまうので、模様替えが難しいということです。
リビングなどは、一度決めてしまえば変えることはそんなにないかもしれませんが、寝室などに設置する際は特に注意ですね。
ベッドの位置などもほぼほぼ動かせなくなっちゃいます。
テレビを見るためのソファーやテーブルの位置なども、どうしてもテレビ中心に考えなくてはならず、レイアウト変更が厳しいんですね。
特に、まだ住んでない新築で設置する際は要注意!
光の入り具合や出入りするドアの位置など、「こっちの壁にしとけば良かった!」なんて、実際に暮らしてみてわかる事も多いですので、設置位置は慎重に決めたほうがいいでしょう。
まとめ
4K8K衛星放送などの影響もあってテレビの画質もどんどん良くなり、その分テレビの適正インチサイズも大きくなってきました。
テレビの購入がまだの方は、4Kテレビの適正インチサイズに関する記事をご覧いただくといいでしょう。
↓こちらです↓
大きくてキレイな映像のテレビを買えば、当然設置もスッキリしたくなりますよね。
最近では有機ELテレビなど、液晶よりも軽くて壁掛けに最適なテレビも増えてきました。
まだ液晶テレビと比べると金額差がありますが、最初から壁掛けをお考えなら有機ELはいいですね。
それでも一長一短、有機ELテレビにも弱点はあるので、色々と情報を取り入れて、最適なテレビを選んでみてください。
※ 追記
なんと、ホッチキスで設置が出来る壁掛けの金具なるものを発見。
壁に跡も残りにくいですし、嫌ならやり直しも利きます。
実証はしてませんが、これで上手くいくのであればこんな良い金具はないでしょう。
壁掛けテレビを考えている方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
↓こちらです↓
※ さらに追記
実はずっとこの商品が気になっていて、先日とうとう買っちゃいました。
本当にホッチキスなんかでTV壁掛けができちゃうのか、メーカーが謳ってることはマジなのかどうか、実際に設置検証した記事を投稿しましたので、気になった方は是非ご覧ください。
↓こちらです↓