BSアンテナを室内に置きたい 放送を受信する条件とは

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BSアンテナを室内に置きたい人って、割と多いんですよね。

デザイン重視の家で外観を良くしたいとか、風雨にさらされないのでアンテナ自体の劣化も抑えられます。

中には、ベランダへのBSアンテナ設置を禁止しているマンションもあります。

特に高層マンションなどに多いですが、台風などの影響で万が一アンテナが外れて下に落ちたら、人身事故にもなりかねませんし危険ですからね。

でも、一番の理由はNHKの衛星受信料が上がるからでしょうか。

衛星放送を観る場合、通常のNHK受信料に加え、衛星受信料が発生します。

衛星受信料が幾らになるのか、詳しい情報が知りたい方は別途記事をご覧ください。

↓こちらです↓

NHKの受信料って、BS放送を観ると高くなるって知ってましたか?衛星契約をすると幾らくらい高くなるのか知っておいて損はないですよね。4K8K衛星放送も始まってきますので、頭に入れておきましょう。

不思議なもので、BSアンテナを設置すると、すぐNHKが徴収に来るんですよね。

そんな理由から室内に置きたいという要望は多いんですが、ちょっと条件が厳しそうです。

南西方向が見える窓

BSデジタル放送の衛星は南西方向の斜め上を飛んでいるため、その方角が見える窓があることが大前提となります。

だいたい午後2時にある太陽の位置を目安にするといいでしょう。

窓程度であれば、テレビ電波を遮断することによるレベルの低下は大きくないため、受信にそれほど支障は出ないでしょう。

でも、さすがに壁が間に入ってしまうと一気にレベルが下がります。

地上デジタル放送の場合は割と受信できてしまうんですが、BSやCSといった衛星放送は感度がシビアですので、ちょっと受信は厳しいんじゃないでしょうか。

そのような窓がない、もしくはその位置に置きたくないなど、条件が満たせない場合は、室内受信は諦めた方がいいでしょう。

また、カーテンも要注意

薄手のレースカーテンなら影響は少ないですが、多少はレベルが落ちてしまいます。

厚手の遮光カーテンなどはかなり大きく落ちると思いますので、受信は苦しいでしょうね。

【南西方向が見える窓のすぐ側に、カーテンを開けた状態で設置する】

これが室内受信の条件となりそうです。

窓のすぐ側に置くとなると視聴時以外は邪魔になりますし、見た目も正直どうかと思いますよね。

観たい時だけ持ってくる、持ち運びしやすい置き型の金具がベストでしょうか。

コスパの良い金具とアンテナのセットを探してみました。

↓こちらです↓

ベランダに置くのは?

角度的に大丈夫なら、やっぱりベランダなどの外に出した方が圧倒的に受信は良くなります。

賃貸で壁に穴を開けたくないとか、金具などを打ち付けたくない理由があるのなら、置き型の金具でそのまま置いてみてはいかがでしょう?

スキマケーブルを使えば窓を締めても室内に電波を入れれますし、床に置くのであれば下からは見えづらいでしょう。

4K8K衛星放送にも対応して、コストパフォーマンスにも優れたスキマケーブルを選んでみました。

↓こちらです↓

一軒家の場合は、南側に軽く庭なんかがあると設置しやすいですよね。

道路から見えないようにちょっと工夫してみたりして。

あとは実際のBSアンテナ設置について。

難しそうに見えて、実は結構簡単に設置が可能です。

角度をしっかりと決めてしまえば、あとは南から西へと徐々にずらして行くだけ。

詳細は別記事に記載してありますので、こちらを見ながらやってみるといいでしょう。

↓こちらです↓

新4K8K衛星放送がスタートして、今後より増えてくると思われるBSパラボラアンテナの需要。BSアンテナの設置は、電気店に頼むのが一番間違いないとは思いますが、できるだけコストをかけずに行いたいものですよね。実はDIYで意外と簡単にできますよ。

まとめ

改めて言いますが、そもそも衛星放送は地上デジタル放送と比べても受信がシビアですので、室内受信には本来向きません。

安定した受信を求めるなら、ちゃんと外に設置する方がいいでしょう。

NHK受信料が上がってしまうのは残念ですが、払わなければBSのNHKチャンネルの画面の左下には設置確認メッセージというものが出ます。

設置確認メッセージ

録画しても通知が出たままですので、視聴にはかなり邪魔になるんですよね。

衛星受信料を払えばきえますので、このメッセージが気になるという方は、ちゃんと受信料を払うようにしましょう。

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