台風や大雪などの影響で、一時的にBSやCSなどの衛星放送が途切れてしまうことがあります。
折角予約していた録画もキャンセルになったりしてガッカリですよね。
これは、テレビ電波が雨や雪で遮られることによって、受信レベルが落ちてしまうことが原因です。
特別な天候の場合は致し方ないと諦めることもできるでしょうけど、ちょっとした風や雨などで頻繁に起こるのは困りものです。
100%なくすことは難しいですが、やり方次第では頻度を減らすことはできるかもしれませんよ。
方向調整不足かも
このような症状が起こる原因は、アンテナでの受信が悪くなっているからです。
上述した雨や雪による電波の遮断に加え、風が吹くことでアンテナが揺れて方向がズレたりすることも要因の一つです。
ただ、もともとテレビ電波をしっかりと受信できていれば、ちょっとした天候の乱れ程度で途切れることはそうはありません。
BSデジタル放送やCSデジタル放送などの衛星用アンテナは方向調整がシビアなので、もしかしたら設置時に微妙に方向がズレているのかもしれません。
ご自分でベランダなどに取り付けた方は、改めて方向調整をし直してみると改善するかも。
BSアンテナの調整方法の記事を見て、もう一度トライしてみてください。
↓こちらです↓
せっかくちゃんと調整しても、アンテナの固定の際、ボルトを締める時に微妙にズレたりすることがあります。
画面で受信レベルを最終チェックしてから完了させましょう。
ラインブースターを使ってみる
アンテナの方向調整でもダメなら、ブースターを使ってみてはいかがでしょう。
ブースターというのは、テレビの電波を強くしてあげる機器のこと。
映像が途切れたりすることが頻繁に起こるということは、テレビの系統や、その他何らかの要因でテレビへの入力レベルがちょっと低すぎるのかもしれません。
もともとレベルが低めな上に、雨などで電波が遮断され受信レベルが少し弱くなることで、ブロックノイズ(画面がモザイクのようなになる症状)なとが発生しているんだと思われます。
その場合の対処方法で最も有効なのが、ブースターを使ってテレビ電波の強さを上げてあげることなんです。
最も簡易的なものとしてラインブースターというものがありますので、こちらを使ってみてはどうでしょう。
視聴したいテレビのBS側のアンテナ線に繋ぐことで、20dB程度レベルを上げてくれます。
設置時の注意点として、ブースターは電源が必要なので、テレビからDC15Vの電源を送ってあげる必要があります。
詳しくはお持ちのテレビのマニュアルをチェックしてもらいたいのですが、テレビの設定メニューに【BS用電源の切替】といった項目があるはずです。
これを「ON」にしてラインブースターに電源を送ってあげましょう。
素人でも取り付けられる程度の機器ですので、説明書を見ながらやってみてはいかがでしょうか。
4K8K衛星放送にも対応していて国内メーカー品、且つコストパフォーマンスに優れたものを探してみました。
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現在接続しているケーブルの間に入れる感じですので、もう一本加工したテレビ用のケーブル(同軸ケーブル)が必要です。
併せてチェックしてみるといいでしょう。
まとめ
地上デジタル放送は比較的方向がアバウトですし、あまり天候によって映らなくなるようなことはありません。
このような現象は専ら衛星放送ですね。
アンテナの方向調整やラインブースターの設置など、これらの対策をしても、さすがに台風などの天候では映らなくなる場合がありますが、こればかりは天災と思って諦めましょう。
それでも発生頻度が高く納得いかない場合や、アンテナが屋根の上に付いていて調整に危険を伴うような場合は、素直に電気店に相談してください。
お抱えの電気店がいなくて、どこに相談したらいいかわからない場合は、ネットでの依頼もおススメです。
電気関係のことを幅広く対応する街の電気店と比べ、ネットの業者は専門性が高く総じて技術スキルが高い印象です。
出張できる地域に制限はありますが、範囲内であれば積極的に使われてみてはいかがでしょうか。
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