挿入損失や端子間結合損失って何?分配器、分岐器のスペック表の見方とは

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分配器や分岐器の説明書などを見ると、性能が書いてあるスペック表が載っています。

そこにはテレビ電波のレベルの落ち方などが書いてあるんですが、専門用語の意味が解らなくて、項目を理解されていない方が大半じゃないかと思います。

今回は、そんな分配器と分岐器のスペック表に書いてある各項目について説明したいと思います。

分配器

分配損失

分配損失とは、その名の通り分配することによって発生するレベルの損失のことを言います。

図のように入力から出力までの間にどの程度レベルが落ちるのかを、周波数ごとに数値で記載しています。

レベルをあまり落とさずに出力できる方が、より性能が高いと言えますね。

端子間結合損失

端子間結合損失とは、入力から出力ではなく、出力から出力の間の損失のことを言います。

出力から出力の繋ぎというのは、通常は視聴のために使用することはありません。

むしろ、逆流してくる電波がどのくらい減らせられるかが重要となるため、損失が大きい方が優秀と言えます。

分岐器

挿入損失

挿入損失とは、分岐器における入力から出力の間の損失を言います。

分配器のように分配をするわけではなく、単に機器の間を通過する程度のものなので、レベルの落ち方は比較的少なく済みます。

結合損失

結合損失とは、入力から分岐側へ枝分かれする時のレベルの減衰量を表します。

均等に分配する分配損失とは異なり、正規のラインから1本枝分かれを作ることになるため、レベルの落ち方が激しいのが特徴です。

分岐器というのは、分岐側のレベル低下を条件に、出力側のレベルの減少をできる限り抑えるという機器なんですね。

逆接合損失

逆結合損失というのは、出力側と分岐側の間の損失のことを言います。

分配器にあった端子間結合損失と同様に、視聴においては使用することはほぼありません。

電波の逆流側にあたるため、抵抗が大きい方が雑音のカットに繋がります。

まとめ

このように、分配器と分岐器によって損失の言い方がそれぞれ違ってきます。

それぞれの項目がどこの損失を表しているのかがわからないと、レベルの計算もできませんよね。

国内メーカー品はある程度規格に準じているため性能に大きな差はないと思いますが、細かな性能はこのような損失の量でチェックすることが可能です。

どれを使ったら良いか迷ったら、これらの項目を比較してみてはいかがでしょうか。

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