BSデジタル放送用のパラボラアンテナを購入する場合、金具や同軸ケーブルなどが付いてくるセット品と、アンテナだけの単品が売っています。
ご自分で設置をするのであればセット品がお勧めではあるんですが、取り付けたい位置やベランダの形状などによって、せっかく付いてくる金具が使用できない場合があるんですよね。
もしくは、引越しなどでBSアンテナを移設したい時など。
金具も一緒に持っていければいいんですが、長年使用していると錆びて腐食していたりするので、アンテナだけ新居に持っていくこともままあることです。
そんな時には取り付け用の金具を別で購入しなければなりません。
結構いろんな種類がありますので、安易に決めてしまうと後で後悔することに。。。
どのような金具がベストなのか、シチュエーションに合わせた金具をご紹介していきます。
外壁に打ち付ける
ベランダに付いている柵の格子に挟みこんだり、壁に直接打ち付ける場合にお勧めな金具がこちら。
一般的に最も多く使われているタイプの金具だと思います。
アンテナと金具のセット品に付属している物と形状はよく似ていますね。
ただ、総じてセット品と比べると一回り大きくガッチリしていて耐久性も高いと言えます。
ビス穴も多いため、外壁に金具を直接打ち付ける施工方法に適してますね。
挟み込みの金具も付いているので、もちろんベランダにも設置は可能です。
金額も比較的安価といっていいでしょう。
BSアンテナの上に地デジ用アンテナも取り付ける
BSアンテナだけではなく、一緒に地上デジタル放送用アンテナも取り付けたいという方に最適な金具がこちら。
通常の金具よりもマスト部分が長く、BSアンテナに加えて地上デジタル放送用アンテナを設置できる程度のスペースがあります。
地デジ用のアンテナにはいろんな種類がありますが、小型の専用アンテナか平面アンテナなどを設置する場合に良く使われます。
素子アンテナはさすがに大きすぎて厳しいかも。
BSアンテナ単体で考えても、屋根の軒の上にアンテナを出さないと受信が上手くできないケースがあります。
通常よりもちょっと高めに設置したい。
そんな時に最適な金具ですね。
コンクリートフェンス用
ベランダがコンクリートでできている場合に使用する金具がこちら。
最近のベランダは、格子のようなタイプよりもコンクリートフェンスになっているケースの方が多いかもしれません。
直接ビスで打ち付けてもいいですが、当然穴が開きますから賃貸では無理。
外に乗り出すような形になりますし、素人施工ではちょっと心配ですよね。
この金具はマンリキのようになっているため、上から金具でフェンスを挟み込んで締め付けるだけでOK。
ビスで打ちるけることと比べると風の影響などで方向がずれてしまう心配は高めですが、取り付けが非常に楽ですね。
挟みこむフェンスの厚みをチェックして、サイズに合ったものを購入しましょう。
引き込み柱に取り付け
敷地内の住宅用鋼管柱(引き込み柱)に取り付けをしたい方はコチラがお勧め。
敷地が広くて電柱から直接電線などを引き込むと遠すぎる場合などは、引き込み用のポールを設置して経由したりします。
このような引き込み用鋼管柱などに金具を設置して、そこにBSアンテナを取り付けるといったケースに最適な金具ですね。
一般的な住宅用鋼管柱のサイズに合うよう設計されており、取り付けも比較的容易と言えます。
BSアンテナのみならず、地上デジタル放送用アンテナを設置するのにも良く使用されますね。
室内に置きたい
最後にご紹介する室内置きの金具がこちら。
実際のところ、室内でのBSアンテナ受信は条件が難しくあまりお勧めできるものではありませんが、逆を言うと条件さえクリアーできれば室内置きもOKです。
別途記事を書いてますので、BSアンテナを室内に置いて受信したいと考えている方はご覧いただければと思います。
↓こちらです↓
なにも室内にこだわらなくても、方向的に問題なければベランダの床に置くという選択肢もあります。
コンクリートフェンスのベランダであれば下からは見えないでしょうし、風の影響も受けづらいので受信可能かも。
まとめ
BSパラボラアンテナ用の金具だけでも、このように色々な金具が発売されています。
最近ではブラック色のBSアンテナが発売されているので、それに合ったブラックの金具も出てきました。
別の投稿で詳しく載せてますので、よろしければご覧ください。
↓こちらです↓
賃貸住宅だと壁に穴を開けるのはちょっとためらいますし、見た目もできるだけ良くしたいなど、シチュエーションによっては必ずしも付属品の金具で満足できるわけではないんですよね。
要望を伝えてプロに施工してもらうのがベストですが、簡単にできるなら自分で取り付けたいとも思いますしね。
是非購入の参考にしてみてください。
ちなみにBSやCSアンテナの設置方法も記事にしてますので、ご自分で取り付ける際はチェックいただければと思います。
BSアンテナの設置方法 → こちらをチェック
CSアンテナの設置方法 → こちらをチェック