エラーコード:E202 テレビが映らなくなった時の対処法とは

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テレビに図のような画面が出て、映像が写らない

こんな経験はありませんか?

E202というエラーコードは、メーカー共通のコードになっています。

簡単に言うとテレビの電波がきてませんということです。

ここで注意しないといけないのは、だからといってアンテナの設備が悪いとは限らないということ。

では、どのような原因が考えられるのでしょうか?

テレビのチューニングをチェック

まず最初に確認したいのがテレビのチューニングです。

引越しなどで、テレビを接続し直したりした場合は、まずはここをチェックしましょう。

特に他県から越してきたりした場合などは注意が必要です。

なぜかというと、テレビのチャンネルは地域によって振り分けが違うからです
(リモコンの1~12とは違うので注意)

例えば東京は

NHK総合Eテレ日本テレビテレビ朝日TBSテレビ東京フジテレビ
27ch26ch25ch24ch22ch23ch21ch

大阪では

NHK総合Eテレ毎日放送朝日放送テレビ大阪関西テレビ讀賣テレビ
24ch13ch16ch15ch18ch17ch14ch

などといった具合です。

テレビ電波を送信する電波塔は、全国各地に数多く建てられています。

電波が混信したりしないように、同じテレビ局でもチャンネルの振り分けを変えているんです。

ですから、以前住んでいた街のチューニングのままになっていると、全く映らなかったり一部のチャンネルだけ映ったりする現象が起きるんですね。

リモコンのメニュー画面などから<地域設定><チャンネル設定>で、再設定してみてください。

アナログ放送の時代はAMラジオのチューニングみたいに、つまみを徐々に回しながら一番いいところで止めるみたいな面倒くさい調整が必要でしたが、デジタル放送は簡単です。

今のテレビは自動サーチというものが付いていて、地域設定などで郵便番号などを入れると、自動的に電波が受信できているチャンネルを拾ってくれます。

まずはこの自動サーチで再調整してみましょう。

テレビの裏の接続ミス

テレビのチューニングに問題がなかった時は、テレビの裏の接続をチェックしてみましょう。

正直、この原因が一番多いのではないかと思います。

特に買ったばかりのテレビを設置した場合などは、気をつけた方がいいです。

その中でも多いのが、UHF/BS・CSセパレーターが接続されていないケースです。

現在市販されているテレビのほとんどが、地上デジタル放送BSデジタル放送CSデジタル放送といった衛星放送を別々で接続するようにできています。

一般的にはUHF/BS・CSセパレーター(分波器)と呼ばれる機器を使用して、アンテナ線をそれぞれの電波に別けて接続します。

こんな感じです。

特に、初めてBS放送やCS放送を観る場合は、電波を別けずにそのまま接続しているケースがままあります。

そのような場合は、地上デジタル放送か、BS・CS衛星放送のどちらか一方が映って、もう一方が映らないという現象が起き易いので、チェックしてみてください。

もしセパレーターが付いていない場合は購入しましょう。

今の4K8K衛星放送に対応していて、コストパフォーマンスに優れた商品を探してみました。

↓こちらです↓

高級なテレビを購入してもセットで付いているものではないので、別途大型量販店やネットで調達する必要がありますので注意しましょう。

それでもダメなら専門業者へ

上記の2つの対処でも直らない場合は、設備側の問題かもしれません。

特に、1箇所だけじゃなく複数の箇所でテレビの映りが悪くなる場合は、設備自体の問題である可能性がグッと高くなりますね。

テレビの設備にはアンテナ以外にもたくさんの機器が付いています。

テレビのレベルを上げてあげるブースターという機器や、電波を分けてあげる分配器

テレビコンセントや配線に使われている同軸ケーブルなど、どこに問題があってこのような現象が起きているのかは、ちょっと素人では探すのは難しいかもしれません。

特にアンテナは、屋根の上など素人では登るのが危険な位置に設置してあるケースが多いので、ここは素直に電気工事店に頼みましょう。

お抱えの電気店があるならそこへ。

特に頼む当てがない場合は、セットの専門業者にお願いするのをおススメいたします。

対象地域が限定されてはいますが、アンテナに特化した専門性を持っているので、実は街の電気屋よりも技術力が高いケースが多いんですね。

比較的対象地域が広いアンテナ専門業者を探してみました。

↓こちらです↓

また、台風や雷など、故障の原因がはっきりしている場合は、それ相応の対応の仕方があります。

それぞれ別途記事を投稿していますので、詳細をチェックいただき、ケースにあった対処をしましょう。

台風による故障の場合 ⇒ こちらの記事をチェック!

カミナリによる故障の場合 ⇒ こちらの記事をチェック!

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