UHFアンテナは高く上げれば良いわけではない?“ハイトパターン”とは?

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実際にアンテナを設置される方へのお話になります。

UHFアンテナを設置する際は、出来るだけ高い位置に取り付けようとしますよね。

障害物を避けるという意味では当たり前のことなんですが、もし電波を遮るものがないとしたらどうですか?

実は、高ければ受信がいいとは限らないんです。

電波のハイトパターンとは

地上デジタル放送の電波は、波を打つ形で飛んできます。

その波をジャストのタイミングでキャッチするのと、そうでないのとでは、受信に差が出てしまうんです。

         ハイトパターン図

これをハイトパターンといい、上の図を見ると4m程度の位置がジャストのタイミングで、3mも高い7m程度の位置ではかなり受信が悪くなってしまいます。

ちょっと極端な例ではありますが、概ねこのような現象が発生していると思ってください。

障害物さえなければ、UHFアンテナは設置場所を確定した後、高さを調節することで一番良い受信位置を決めるのが最善なんですね。

映りが悪い場合は高さ調節を

上述の内容を知っていれば、アンテナ設置の段階で応用が利いてきます。

まずは障害物を避けることが前提ですので、やはり出来るだけ高い位置を選定することが重要でしょう。

あまりアンテナマストを高くすると風の影響などを受けますので、選定位置で、出来るだけ低めに取り付けるようにします。

ここで受信が良好ならば問題ありませんが、若干でも不安定な受信が見られるようならば、その場所で高さだけ変えてチェックしてみてください。

もしかしたら、50cmや1m程度上にずらすだけで、少し受信レベルが改善されるかもしれません。

より安定したレベルで受信をする上でも、高さの調整は出来るだけしておいたほうがいいと思います。

まとめ

もともと電波が強い地域であれば、特にシビアに考えなくても問題ないかもしれません。

逆に、地域的に受信レベルが低い場所は、多少の上下の調整が受信に大きく関わってきます

事前に電波の調査を行う際にも、ハイトパターンを知っていると、より詳細な受信判断が行えるでしょう。

ただし、受信の判断を行うにしても、レベルチェッカーなどの測定器を持っていないと意味がありません。

もし持っていない場合は、1台持っているとアンテナ設置が非常に楽に行えますので、購入を考えたらいかがでしょうか。

今なら4K8K衛星放送に対応したレベルチェッカーが良いでしょう。

上下に多少ずらしてレベルをチェックしてみて、ジャストの位置を見つけてみてください。

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